34歳ズボラ主婦が語るお家のこと、子どものこと

夫~転勤族の33歳 息子~空を飛ぶことが夢な5月生まれの年長さん 娘~可愛いものを見るとすぐ抱っこしたがる3月生まれの年少さん 家族全員、北海道生まれの北海道育ち。 2018年12月完成の新築注文住宅に住んでいます。

帝王切開だって立派な出産

日曜日の夜中に陣痛が始まってしまい、朝4時、産婦人科へ行った私。
帝王切開の手術予定日まではまだ数日あるし、日曜日だから先生はお休みだし…どうなるの!?

というのが前回までのお話でした。



夫と2人、病室で待っていたところ、なんと!お休みのはずの先生が来て下さりました。
そして、手術をして下さることに。休日出勤で手術…申し訳ない気持ちになりました。

そこからは、バタバタし始めました。
手術で切開する箇所の除毛をしてもらった後、浣腸を打たれトイレで下しました。
手術前は、この2つをしないといけないそうです。私が出産した産婦人科は、横に切開する方針のところでしたが、病院によっては横に切開はしないというところもあるそうです。

私は元々お腹を下しやすいので初めての浣腸でしたが、これは苦痛でした。
しばらくトイレに行くの我慢してと言われましたが、私には無理!すぐトイレへ駆け込んでしまいました。
こんなに下して、赤ちゃんも出てきたらどうしようとハラハラしましたが、まあ、出てきませんでしたね(そりゃそうだ)。


そして、手術室へ…。

手術室に入るのは初めてのことでしたが、独特の雰囲気があり、不安が倍増。

しかし、先生や看護師さん、助産師さんが優しく声をかけて下さり、落ち着くことが出来ました。

まずは、麻酔科の先生が脊椎に麻酔をして下さりました。
私は麻酔が入りにくいらしく、先生は苦戦していました。
麻酔される感覚が気持ち悪かったことを覚えています。

「針が刺さってるのわかる?今、右にある?左にある?」

などを聞かれましたが、よくわからなくて答えられず…先生にはご迷惑をおかけしました。

麻酔を打ってもらうためには、狭い手術台の上で横向きに寝て、膝を抱えて身体を丸めなくてはなりません。大きいお腹で身体を丸めるのは大変でした。

「もっと身体を丸めて!」

と数回言われましたが、お腹に膝がぶつかるので、(え、ほんとにいいの!?赤ちゃんに膝当たってるよ!?)と心配になり、ビビりながら行いました。

なんとか麻酔が完了すると、血圧が下がり、ここからはずっと嘔吐していました。手術の間、ずっと吐き気と戦い、助産師さんに「我慢しないで吐いちゃっていいよ」と声をかけてもらい、吐き続けました。

気がついたら、長男が生まれていました。

「頑張ったから、もう眠ってもいいよ」と言ってもらいましたが、息子の顔を見るまでは…!と思い、耐えながら待ちました。

処置が終わり、手術台の上で息子と初めて対面したときの感動は今も覚えています。



帝王切開は感動がないとか、普通分娩で産みたかった!とお考えになる方もいるかもしれません。

しかし、私は帝王切開も立派な出産だと思います。
私は普通分娩を経験したことがないので比べることはできませんが、帝王切開で出産しても感動はあるし、手術も楽なものではありません。

帝王切開と普通分娩どちらでもいいよと言われて帝王切開を選ぶ方はあまりいないかもしれませんが、だからといって、帝王切開が悪いものだとは思いません。

帝王切開で出産予定の方、帝王切開で出産を経験した方、帝王切開だって立派な出産です!堂々としましょう!

次回は、出産直後のお話です!



もし、不妊治療や子育てをしていて孤独を感じたり、辛いと感じる方がこのブログを読んでくださったなら、コメントを残してくださいませんか??

私でよければ、愚痴でも何でもお聞きします。

私には聞くくらいしかできませんが、孤独を感じる人を少しでも減らすことができればなと思っています。